血糖値を測定するコンタクトレンズ!!
Googleのコンタクトレンズ
こちらのニュースによると、Googleの中の世の中を変えようぜ!的な組織のGoogle X labsが血糖値を測定するコントラクトレンズを開発中だとか。
血糖値が高すぎたり、低すぎたりするとLEDで知らせてくれるということで、さすがに血糖値は120ですよ、とまではいかないのだろうか。
原理的には皮下の間質液のグルコース濃度(ほぼ血糖値)を測定する持続血糖測定(CGM)システムと同じだろう。
CGMの良いところは、1日24時間グルコース濃度を測定できるところ。
ただ、センサーを皮膚に刺さなければ測定できない。
このシステムを非侵襲的に行うには、体外にあって水分で満たされる部分ということで、目しかないのだろう。
これが実現すれば、特に毎日インスリンを打っている1型糖尿病の患者さんの負担は減ることになる。
さすが、本気で世の中を変えようとしている集団は違うな~。
欠点としては、毎日コンタクトで暮らしている人は普段のコンタクトをはずさないといけないぐらいか。
もしうまくいってもしばらく時間はかかるだろうが、いかにもGoogle X labsらしい発明品。
個人的にはGoogle Glassよりもずっと素晴らしいと思う。
Googleは創薬ベンチャーのCalicoを立ち上げたり、ヘルスケアにも本格的に取り組んでいるが、狙うは世を変えるもの、という感じだろうか。